H100北海道気動車 製作記録 2024/11/14

H10020XX年に登場したGV-E400気動車と同じころに登場した気動車です。

製作する車両として想定していたのですが、車体側面のロゴやドア付近までかかるライン塗装があったため 製作をGV-E400切替えてしまいました。

GV-E400を真鍮スクラッチで完成したものの、北海道をメインに作っている私にとっては2024年もう北海道にはもうそこらじゅうにいるH100を作らないわけにはいかない状態になってしまいました。

 

そのうち真鍮製の市販品が出るだろうと待っていたのですが、一向に出てきません。

ペーパー製車体はパーミル製 1/80 北海道 気動車H100のペーパーキットが発売されましたが

、真鍮製車体を待ち続け、しびれを切らしてペーパー製H100は確保しようと購入をしました。

しばらく売り切れ状態が続いていたのですが、パーミルホームページで時々のぞいていたところ、
ある時 在庫1になったことがあったので、即購入することができました。
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中を見てみると
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ペーパーに印刷したものが車体となっており、原則塗装は行わないものになっています。
車体と屋根が一体化と思っていたら、違っていました。
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運転席の部分はダイキャストですね。すでに塗装されています。

パーミル製 1/80 北海道 気動車H100のペーパーキットを買ったのが
2022
年5月、一気に作ってしまうか?迷っていましたが、

H100は北海道の気動車の標準車両と キハ40との入替がすすんでいますし、
そろそろ北海道を走る車両として製作をしようか と 製作準備を始めました。
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同梱されている 説明書を読んでいると このキットは瞬間接着剤を使うよう
指示があります。
瞬間接着剤は後戻りができないので、私としては 嫌いな接着剤なんです。
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ここでとめるわけにもいかないので、推薦されていた粘度が高いものと低いものの瞬間接着剤を購入しました。1つ700円以上もします....  使えるのかなあ?

製作前に 工作用紙を使ってテストをしてみました。
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まあ なんとか接着できました。

説明書の通り作成しよう!と思いましたが、気乗りしないまま1週間が過ぎてしまいました。

同梱されている説明書を読んでいると ボディ組立でまずしっかり紙型を合わせて裏面の丸穴に瞬間接着剤をしみこませるよう書いてあります。

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丸穴と書いてあるので そこだけに染み込ませました。
四角穴には 行いませんでしたが、説明文がよくわかりません。
車体角丸の近くも瞬間接着材を染み込ませるべきでは?
もう わからなくなってきました。

そのまま すすめて 曲げしろで丸棒を使って折り曲げていきます。
裏に 妻面の仕切り板を取り付けます。
なんか ちゃんとできているに見えますが...
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案の定 車体側面の2枚がまともに瞬間接着剤が染み込んでいないので
曲げ部分で隙間があいて不均等になりました。
補正すれば 治るかもしれませんが、不均等なので 失敗ですね。
唖然として 作業中断してしまいました.... 

 

2週間ほどあれこれと考えたのですが、車体正面のダイキャスト部品はそのまま利用して

それ以外は真鍮で製作しなおすことにしました。

 

GV-E400の設計図は以前作成したので、それをみなおします。

H100GV-E400とくらべ耐寒が更に強化され、異なるとこるがあります。

・スピーカーが違う

・ドア窓の押さえ方が違う

・ドア引戸押さえ金具が装着されている

・愛称札差しがある

・ドア締切表示器が無い

・半自動ボタンの位置が右から左に

・前面窓下部のライト追加

 

車体の窓開け手順

@  車体展開図を真鍮板0.4mmに木工ボンドで貼り付けます

A  ドリル0.8mmで糸鋸の踊り場所に穴を開けます

B  糸鋸で0.4mm真鍮板を切り出します

C  カッターで窓枠、ドア枠の境目のケガキをします

D  窓、ドアのふちをヤスリ掛けをしていきます

 

 

 

私の使っている折り曲げ機です。中国製で安価なのもです。

折り曲げる真鍮板を固定するために別売のC型クランプが必要です。

 

折り曲げ位置決め

車両の肩の折り曲げの調整は、折り曲げ機のヒンジ部分からの折り曲げ位置の距離で行います。

ヒンジから折り曲げ位置が遠くなれば遠くなるほど、緩やかなカーブで曲げることができます。

折り曲げ位置は定規でも測れます。

 

折り曲げ結果

0.4mm 真鍮板を、折り曲げ位置を変えて折り曲げてみたものです。

2mm ヒンジ部分から離して折り曲げました。

2024/7/31

H100車体のヤスリがけが終わると 折り曲げ機を使って曲げていきます。

 

8/1 H100車体曲げ

屋根の曲げを手でやろうとしていたが、簡単にはできない。

折り曲げ機に固定して曲げることにします。

 

屋根だけ設計図の展開図の紙を外します。

8/6 H100 車体の側面に沿ってヤスリがけを進めます。

 

丸棒で屋根のゆるいRを曲げようとしたが、びくともしない。

 

ある程度 曲げた後、ドアの半円の部分を切断して丁寧にヤスリがげを続けます。

 

平ヤスリがちょうどいいんです。

台車は 入手できるものとして エンドウ製 DT64となりました。

紙製H100キットで推薦されている台車は手に入りませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クーラーは市販のAU720を使用

紙製H100キットのクーラーはつかいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッシはキハ40用を流用しますが、車体との固定はどうするか?悩むところ。

塗装後にゴム系接着剤で安易に固定する場合手で車体を持った時に車体内側に外れるリスクがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キハ58用エンドウ製床板の先頭部をカットしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台車はDT22からDT64に変更。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車体をカットした全体。

この下回りはエンドウ製 電動車ユニットF(キハ58系対応 DT222付)というもので 

モーターは小型のCN16が装着されています。


 

9/2 シルヘッダーなどをハンダ付け

車体ドアの周りに 0.8×0.3mm帯板をハンダ付け。エッチング表現にしたかった。

正面のマスクを取付ける治具をハンダ付けし、乗客ドアはそのままハンダ付けをしました。

4つのうち1つだけ ドア開閉機構を作成

0.35mmをつかいましたが。もっと太いのでよかったなあ

構造はこんな感じ

 


 

 

下回りの床板と車体を固定するアングルの構造はこんな感じで対応した。

2024/9/3 床板取付案を検討。 0.5×5mm帯板買うの忘れた!

2024/9/4 治具をつかって車体のアングルを取付


 

2024/9/4 乗務員ドア 手すり取付

 紙を挟んで手すりの高さを固定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/9/5 車体アングル材の両端を糸鋸でカット、正面マスクとの取付隙間を開ける

2024/9/5 車体アングル材に2mmタップを切る

2024/9/5 コルゲート板を0.8mmから0.6mmへ削り始める

2024/9/5 正面マスクを仮に取付け

コルゲート屋根の製作

KP397 キートンプレート32mm 1400円を購入。

この0.8mm厚の真鍮プレートを 0.5mmまで薄くする必要あり。

2024/9/8 屋根コルゲート板をサンダで削ってみるが、どうも削られていないですね

2024/9/8 やはり 屋根板をヤスリで削っているが、サンダもあまり効果なし

 

2024/9/8 屋根板を張り付けサイズにカットします

2024/9/8 屋根コルゲート板2枚目をヤスリで削っている。

効果てきだったのは 下のヤスリ。

2024/9/10 コルゲート板も少し曲がるようになってきた。

また 屋根にタイフォンなどの機器を取付け

 

2024/9/10 屋根コルゲート板を仮に取付、曲がり具合を確認

2024/9/11 屋根上の無線アンテナの取付

排気口の取付は 4mm角パイプを削って作成

2024/9/12 クーラー踏板取付   4×0.3mm帯板と 1.5×1mm角線をハンダ付けして作成。

エンドウ 乗務ドアに取っ手を取付。正面ドアはまだ未着手。

床下器具は GV-E400のものを流用することに。

 

 

そのため GV-E400用にH100用の紙製床下器具を取付けのための作業


 

灰色スプレーで塗装。紙製なので持つときは注意。

 

正面スカート部分

スカートは パーミル製3Dプリンタ部品を流用

エコーモデル 2684 電車用胴受(新型用A) ロスト製 2個入り 550

エコーモデル 2641 ジャンパー栓受け(床下用 3連閉) ロスト製 2個入り 600

 


 

2024/9/20 スカート部作成

ケディカプラも取付、高さの確認。少し高いみたいだ。


 

正面を仮に取付けてみる。

 

渋谷のU-trainにいって 部品を購入。ホロはこのU-train製がお気に入り。


2024/9/23 集電シューの取付け

  全輪集電をするために IMON 集電シュー

集電シューの配線のリード線を逃がす穴をあけます。

 

集電シューを曲げて取付け。

 

9/25 ドア開閉連動LED点灯

構造を検討して 絵にまとめておきます。


 

スイッチは2mmビスで固定します。

 

 


 

2024/9/27

LED基盤台座のハンダ付け

 

 

2024/10/2 IMONとエコーモデルで購入

集電加工を実施。

 

 

10/1-10/14

製作が完全に止まっています。

塗装が雨と部屋を利用できないためです。

 

5000の塗装が割り込んで作業中です。

 

塗装の準備をすすめようと思います

 

 

 

 

 

 


 

 

10/18(金) 夜 塗装下準備 サンポール&クレンザー磨き、水洗い

10/19(土) 午後 プライマー& 灰色 ラッカー塗装

10/20(日) 午前&午後 シルバー ラッカー塗装

10/21(月) 午前&午後 白&緑 アクリル塗装

 

こんな計画をしましたが、実際は 

10/18(金)曇り 夜 塗装下準備 サンポール&クレンザー磨き、水洗い

10/19(土)曇りのち晴れのち雨 午後 プライマー& 灰色 &シルバー ラッカー塗装

10/20(日)晴れ 午前&午後 ドア用シルバー ラッカー塗装、白&緑 アクリル塗装

10/21(月)晴れ 午前&午後 緑 アクリル塗装

 

 

 

 

 

 

エッチングプライマー吹き付け

 

明るい灰色を塗装中

 


 

屋根をマスキングしてシルバーを塗装する準備

 

 

 

2024/10/20 扉のシルバーは マッハ 102番の銀色を使ってみましたが、車体の銀色とかわらないので

黒を少し混ぜています。

 

10/23

10/23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10/27

 

 

 

 

10/28() 正面のLEDライトソケット

 

 

10/31(木) LED基盤取付 LED点灯テスト

11/2(土)乗務員通気口?取付、ドア裏のタミヤ緑色X28パークグリーンを手塗り

11/3(日)晴れ 午前&午後 正面のガラス取付、ホロ取付、窓枠とガラスの取付

11/4(月)晴れ 午前&午後 汽笛カバー取付、ワイパー加工

11/6(水)

秋葉原 千石電商 ハンダごて先 410円、ブリッジダイオード 50円×4

赤色LEDチップ 10個入り 400

IMONでお買い物 紙箱550円、エコーモデル カタログ 3960円、

エコーモデル 窓ガラス0.25mm 495円、エコーモデル 貫通板 330

 


 

11/7(木)H100 行先表示標識の照明加工

せっかくヘッドライト&テールライトのLEDを装着を完了したのに 正面からみると

行先表示が真っ暗ですなあ。

 

 

 

正面ガラスはキットにレーザーカートされているガラスが付属されていました。

精度がいいのでこれを使うことにします。

せっかくガラスは削っていたのに

 

シートの色塗り タミヤのスプレーを使いました。

 

ガラスはマスキングシートを外してタミヤ黒塗りを行います。

 

 

 

 

行先表示用に真鍮で箱状にした黒で塗装します。

 

乗客ドアしたの黄色のラインはマスキングした後で 筆塗りですましました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

2025/11/18 仮組後 自宅で撮影